2008年12月26日

「海賊」おまえもか〜!

「ソマリア沖の海賊」が、メディアでにわかに騒がれているようだけど、これもまた「中東のテロリスト」と同じなのではないかと思う記事。
つまり、彼らもまた、ギリギリまで迫害され、殺され、追い詰められ、命がけで立ち向かっている「レジスタンス」なのではないか...

メディアが「テロリスト」と書く時、その実体はほとんど「異常な武装集団」などではない。
家族や家や町を粉々に破壊された住民たちが、武器を手にとって必死で抵抗する「レジスタンス」か、またはCIAなどが資金と武器を与えて訓練したヤラセ武装集団でる。
※この事については『テロリストは誰?』というビデオと本に実例が多数紹介されています。

「海賊」も同じなのかも!?と思わせてくれた記事を紹介します。
「ソマリア: CIAが支援したもう一つのクーデターの崩壊」
http://eigokiji.justblog.jp/blog/2008/12/cia-12e7.html


【一部引用】
海賊の物語には、西欧のマスコミには現れていない興味深い隠れたテーマがある。ソシャリスト・ワーカーのサイモン・アッサフによれば、こうだ。

「多くのヨーロッパ、アメリカ、そしてアジアの海運会社、とりわけスイスのAchairパートナーズとイタリアのプログレッソが、1990年代初期にソマリアの政治家や軍指導者達と投棄協定に署名した。これはつまり、彼等は沿岸を毒物の廃棄場として使えるというものだ。ソマリアが内戦へと落ち込むにつれ、この慣行が広まった。国連環境プログラムのニック・ナトールは、「ヨーロッパの企業は、これが廃棄物を処理するのに、極めて安価であることに気がついたのです」と言う。

2005年のクリスマスに、アジアの津波がアフリカ東海岸を襲った際、大スキャンダルが明らかになった。巨大な波がそうしたゴミをソマリア沖の海底から取り除いた後、何トンもの放射性廃棄物と有害な化学物質が、海岸に流れ寄せた。何万人ものソマリア人が、このカクテルに接触した後で病気になった。彼等は国連に苦情を申し立て、国連は調査を始めた。

「村人たちからの、口からの出血、腹部の出血、異常な皮膚疾患や呼吸困難等いった多様な健康障害の報告がある」と国連は言っている。

およそ300人の人々が、有害な化学物質のせいで死亡したと信じられている。

2006年に、ソマリアの漁師達は、外国の漁業船団が、ソマリア国家の崩壊を、ソマリアの魚種資源を略奪するのに利用していると、国連に苦情を申し立てた。こうした外国船団は、往々にして、ソマリア人民兵を雇って、地元の漁師を恫喝していた。再三の要求にもかかわらず、国連は対応することを拒んだ。一方、戦略的に重要なアデン湾をパトロールする世界の大国の戦艦も、有毒化学物質を沖で投棄する船を沈没させたり、だ捕したりしてはくれなかった。

そこで、海域を汚染され、生計手段が脅かされて怒ったソマリア人は、自ら解決をすることにした。漁師たちは武装して、非公式な沿岸警備隊として活動しはじめた。」(ソシャリスト・ワーカー紙)

ソマリアでの海賊の起源は、生まれつき犯罪的な行動をする傾向がある恐ろしい黒人という、マスコミが維持したがっているステレオタイプの話とは全く違っている。実際、海賊は、それが生み出す被害にもかかわらず、開発途上国を、依然として有毒廃棄物のごみ廃棄場として使うという、アメリカとEUが運用している制度の犠牲者だったのだ。

【引用ここまで】

日米の政府、メディアが大騒ぎしたときは、「鵜呑みにするな、慎重になれ」と言う合図です。

posted by フジワラトシカズ at 17:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 世界平和